FaOI 神戸 2015・その2

人は心を激しく動かされすぎると固まり、動けなくなる。

7月4日の昼公演での結弦クンの演技を見て私がなった状態です。
本当に心を揺さぶられすぎて、フィナーレのボレロにも入り込めずに固まっていました。
スケーターさん達がお別れに全員でリンクを周り始めた頃に、涙が出てきました。
結弦クンがファンサービスで4回転ループを決めたのも、最後に彼が打ち合わせなくマイクを自ら取りに行って、アクシデントのお詫びをした場面もちゃんと記憶にあります。

駅に向かう途中も、「楽しかったね」って皆んな普通に言ってるのに、半分泣いた状態で歩いている自分。
私があの演技に周りの人よりも感情移入しすぎていたのでしょう。

神戸のレクイエム

感想と言えるものになっているか、自信がありません。
演技について少し触れていますので7月11日(土)BS朝日の放送(13:00~15:55)まで知りたくない方は、読むのを中断して頂ければと思います。

深い苦しみ・悲しみの中にいる人を思わせる滑りが続きます。
観ている側にも狂おしいほどに伝わってくる闇の中で嘆き、悲しんでいる誰か。
終盤に明るいライトが差し込んだ瞬間、彼がようやく少し微笑んだように見えました。
「花は咲く」と同様に、希望を持った終わり方に私には映りました。

曲が東日本大震災 鎮魂曲 「3.11」であることから、被災地への思いが込められていることを感じます。
それでもきっと震災について訴えるだけではなく、観る人の心にゆだねる演技だったのだと思います。

last last kobe

彼の演技前にプログラムのタイトルは告げられませんでした。
「天と地のレクイエム」という言葉はショーの中では出てこなかった。
それなのに、なぜプログラム名が広まったのでしょう。
情報を頼りに文章を書いてしまった者として情けなく思います。

来週オン・エアされる時、正式に「天と地のレクイエム」として紹介されるのだろうと思いつつ、とても気になります。
氷のアクシデントでショーの進行が遅れた上に、浸りきって歩みが遅くなりどんどん人に追い抜かれ、電車に乗れるまでに時間が随分とかかってしまいました。
更にポートライナーから新神戸に行く地下鉄で迷い、新幹線にギリギリになってしまってようやく現実に引き戻されたという感じ。 (^^;;

べそべそと泣きながら帰ったのは私だけだったかもしれない。
それでも、本当に楽しくて質の高いショーでした!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。