結弦クンのGP初戦は波乱、等というありがたくないジンクスを払拭させてくれるような見事なカナダ大会フリーの演技だったと思います。
最初のお写真はユーロの映像からキャプさせて頂きました、SEIMEI 演技始めのポーズ。
動画をキャプさせて頂いた方々にお礼申し上げます。
本日のお写真は産経ニュース・スポニチアネックスさんから主にお借りしました。
昨夜は前もってネットのニュースで順位・得点を確認し、動画でFSの演技を拝見した後テレビ放送を観ました。
地上波放送をご覧になった方も多いと思いますが、下記の動画はおすすめです。
アングルもテレ朝さんと若干異なる上に、邪魔なテロップや解説なしでゆっくり演技が味わえます。
アップ、ありがとうございます。
151101 Skate Canada Yuzuru Hanyu FS (ISU Channel)
やはり強い人だなと改めて感じた次第です。
まさかの6位発進。ちょっとしたことでファイナルへの道が遠ざかってしまうかもしれない厳しい状況の中、冒頭の大事な得点源、4S、4Tきっちり決めるところがもう強い。
ACでレベル2と判断されたステップにも修正が加えられていた。
後半の4T-2Tも手を付きながらも着氷し、ほっとする。
ACの時は転倒だったから、後半の4Tを持ちこたえたことは大きいと思う。
(こんなボケボケで申し訳ありません。この後半4Tの持ちこたえがかなり大きいと思うので使用させて頂きます☆)
鉄板のはずの3A-3Tが今回は2Tどころかシングルになってしまったのを観て、本当はどこか体調悪かったのかなと思った。
3Aで2試合続けてこんなミス、らしくない。
前回3連続にできなかった3Aからの1Lo-3Sも大事な得点源なのでしっかり決めてくれてほっとしたのも束の間。
昨年のファイナル同様、最後のLzで転倒するとは~。
バラⅠのみならず、単独の3Lzでも転倒。
「またLzかよっ!」と彼自身が一番感じているかと。
もちろん私も思っておりますが(笑)
その後はもう気迫で滑っている感。
ハイドロとイナで見せ場は充分。
滑っていたご本人はわからないけれど、私自身はSP6位が痛すぎて、ジャンプの失敗がないようにと気を取られ過ぎてしまっていた。
更に結弦クンの気迫に圧倒され、「SEIMEI」の和の持つ力強さと繊細さのことが頭からちょっと離れてしまっていました。
滑り終った後も気迫の余韻が残っていて、「陰陽師」というより「阿修羅」入ってるよと、苦笑いが出ました。
※「阿修羅」昨年あるブロガーさんが中国杯での演技を表してつけた呼び名です。
(この表情、今回に限って、「阿修羅」入ってると思いました・・・プログラムは「陰陽師」ですから(汗))
5人残して暫定1位。これはもう当然。
3Aの後にシングルしかつけられず、後半の4Tお手付き、Lzの転倒があったにもかかわらず技術点、98.35。
まだまだのびる。演技構成点は7点台を3つ付けているジャッジもいてどこの国の方か気になりました。
これはすべての項目で9点台にのせないと、ファイナルで闘う場合Pチャンには勝てない。
今回のパトリック。アンチPちゃんの私でも今回のスケーティングは結弦クンを上回っていると認めないわけにはいかなかった。
「THE ICE」と「JO」で悪しざまに「休んでた人」なんて書いて申し訳ありません。
技術の基礎点は76.92なのに、加点で95.17まで持ってくるなんてやっぱり試合に合わせてジャンプもきちんと戻してきたんだ。恐るべし!
(敬意をもってパトリックのお写真貼らせて頂きます。Skate Canada Paintinage Canada さんのFBよりお借りしました)
演技構成点に10点つけているジャッジも多く、これでは結弦クンは勝てない。
3項目10点のジャッジもいてまたしても「どの国の方?」と思った私。
結弦クンのステップも良かったと思うけど。Pチャンを観た後だと差が歴然としていて、今回はヤラレタと認めざるを得ない。
文句なしのパトリックの演技、アップありがとうございます。
2015 Skate Canada.Men-FP.Patrich CHAN
3位の村上大介選手は地元の大声援を受けたパトリックの後の滑走というプレッシャーの中で、ノーミスで演技できたのは素晴らしいと思う。
得点が思ったほど伸びなかったことにがっかりしているのが、こちらにも伝わってしまい切なかったけれど、やはりGOEが余りもらえていなかったのと演技構成点が未だ結弦クンとPチャンには及ばない。
ノーミスで頑張った、ダイスの演技アップありがとうございます。
2015 Skate Canada.Men-FP. Daisuke MURAKAMI
まだこれから伸びると思うので、悔しいと思うけど頑張ってほしい。
でも、何で転んだ羽生より村上選手の方が低いんだと疑問を持つ方も多いだろうなぁ。
結弦クンが初戦から呼吸器の調子が悪かったということは、今朝(11月2日付)の読売新聞で知った。
私自身が結弦クンは実は不調があるんじゃないかと感じたのは、FSで3Aの後にシングルしかつけられなかった時だった。
現地での4回転好調の公式練習の報道にしか眼が行かなかった。
今年はアクシデントも腰痛説もなかったし、今の私は自分の身体のことしか考えられなかった。
結弦クンが持病に悩まされることなく、怪我もなく無事にシーズンを滑り切れますように。
SPでの悔しさもあるだろうけれど、写真で見る表彰式での結弦クンはとても良い表情をしていたと思う。
NHK杯前のインタビューでも、ファイナル3連覇への意気込みとか聞かれそうだけど、結弦クン自身の言葉通り、GP、「何が起こるかわからない」
考えたくもないけど何かが起こってファイナルに進めないことだってないとは言えない。
結弦クンが誰に何を聞かれても、「自分のやるべきことをやるだけです」って、涼しい顔をしていうのは容易に想像できる。
(笑顔の結弦クン。朝日スポーツさんのツィートからお借りしました)
とりあえず、まさかっ!の6位発進から2位まで順位を上げたことで上々かな。
なんやかんやと言って、追い込まれた時の彼の強さを信じていましから。
きっと、ファイナルの射程圏内まで順位を上げてくれると。
(アダムリッポン選手も好きなのです。両手を挙げてのリッポン・ルッツかっこいいですね。結弦クンにルッツを伝授して上げて~。Skate Canada Paintinage Canada さんのFBよりお借りしました)
でもやっぱり考えてしまう。SPが普段通りの出来で90点台に乗ってたら、パトリックに勝てたのに。「たら、れば」は無しだけど(笑)
一応、最終順位表も貼っておきます。
(yahoo sports naviさんからお借りしました。)
他の選手はどうしたんだ~!!と思う方もいらっしゃると思います。
こちらはあくまで、「羽生愛」に満ちた筆者の記録ですのでどうしようもありません。
きちんとしたスケートブログとは程遠いのをご了承くださる方のみが耐えられると思ってご容赦くださいます様、よろしくお願い申し上げます。
最後までお付き合い頂いてありがとうございました。