皆様、お久しぶりです。
最初のお写真は、史上最高得点をマークしました「バラード第Ⅰ番」のオープニング。
今日のお写真は時事通信・newscom・CBC・スポナビさん等からお借りしました。
動画をキャプさせて頂いた方にも感謝申し上げます。
無事に長野に行って戻ってくることが出来ましたが、諸事情で今年は治療に入ることはないと思います。
という訳で、ファイナル前にNHK杯のことを書いてしまえ!ということで再開させて頂きます。
ホントに凄い瞬間に立ち合えました・・・
結弦クンがSPのジャンプ構成を大幅に変更したのを私が知ったのは前日の出先。
いつもの如く病院の待ち時間です。(笑)
時間つぶしにスマホ見てたら、結弦クンの演技構成変更のニュースが飛び込んできました。
4S → 4T-3T → 3A !?
えっ。いきなり4回転2本にしちゃうの!!ボーヤン対策?
真央ちゃんが随分昔に言った言葉のように、ルッツを捨てたか!?
(後日、明子の部屋で結弦クンご本人が「ルッツ、リストラしちゃいました」って言ってましたね。)
さまざまな心配がアタマをよぎりましたが、信じて見守るしかないでしょっ!
翌朝は新幹線の遅れなども見込んで早めに長野入り。
軽井沢辺りでは晴れていたので、もしかしたら予報外れた?と淡い期待を抱いたものの、長野に着いたら曇天。
シャトルバスに乗る頃は雨が降り出し、会場に着いたらみぞれに変わってました(泣)
行ったタイミングが良かったのか寒空の下長時間待たされたという気はなく、比較的スムーズに会場に入れました。
会場入りしてからはペアの前半グループは見ずに、アイリングッズに並んでしまいました。
ペアの後半から見始めて、いよいよ男子シングルSP。
今回は、他の選手ほとんど割愛で羽生選手のみとさせていただきます。
冒頭の4Lz-3T、後半の4Tお見事!
ジャンプはやっぱり凄いと思う。空中姿勢は結弦クンの方が美しいですね(笑)
その他の要素なども、昌磨クンの方が丁寧な気がします。
だがしかし!!点数、95.64!
今季のSPでは世界最高?
結弦クンがフツーにやれば出せるスコアなはずだけど、初めてのSPに4回転2本。時々チャレンジャーなのが裏目に出たりすることもあるから心配もちょっとだけあった。
(6練とは関係ないですがなるべく多く結弦クンの写真を貼りたい一心です)
6練は全く危なげなかった。跳ぶほとんど全部成功してたんじゃないかな。
4回転も綺麗に決めて、なんだかノーミスが期待できそうなくらい、とてもいい感じに見えた。
私にとっては今回の長野が最後の試合観戦になるかもしれない。
そう思ったら涙が出てきてしばらく止まってくれなかった。
6練終了後引き上げる結弦クン。
今日の彼はきっと大丈夫。何となくだけれどそう感じた。
「メンショフさん」だと思ってたら、今日は「ミンショフさん」とコールされてる、と思ったり、無良クンは出来が凄く良かったのにいつも90点台に乗らない。点数を抑えられてるんじゃないかと疑ったり。
コフトゥン君は怪我でもしているのか4Tステップアウトと3A転倒でいつもの如く自爆。
そんな中で最終滑走の結弦クン登場。
高まる期待と緊張感。
ブライアンと握手・コールされて屈伸・軸確認・手を合わせるルーティーン。
スタート位置に着く。
あれっ?
今日は演技前に2回腕を挙げた。
4Sをこらえた感はあったけど文句なしの着氷。
4T-3Tも美しかったし、3Aも最近怪しいこともあったのにジャンプはすべて決まった。
ジャンプを全部降りさえすれば後はもう彼の世界。
スピンもステップも美しく完璧で、彼の背中を押すかのような手拍子が沸く。
みんな、みんな、引き寄せられてた。
衣装の両脇のゴールドも本当に気にならなかった。
初めて観た。完成形のバラⅠ。誰もがこの瞬間を待っていたんだ!
フィニッシュのドヤ顔。残念ながらショートサイドの私には確認できず、テレビと写真で後から知った次第です(笑)
得点発表に期待が高まり興奮冷めやらぬ観客。
出た~!!。106.33!!
SPで技術点、59.44なんて異次元としか言えないっ。
こんな瞬間に立ち合えたことに感謝。
とても嬉しそうにガッツポーズをする結弦クンと、共に喜ぶブライアン。
短期間でよく大幅なこのジャンプ構成変更を完成させ、試合でノーミスで滑り切った結弦クンの努力に脱帽。もちろんジェフやブライアンのおかげでもあるだろう。
本当に久しぶりに観た結弦クンの4T-3T。
確率は今一つだった思うけど、2011-2012のSP「悲愴」では4T-3Tを構成に入れていたはず。
カナダに行ってからは入れなくなっていたジャンプ構成だ。
(美しい4T-3Tですね。news.comさん、感謝です)
体調に不安があり諦める選択肢も頭をよぎりましたが、行かなければ一生後悔したことでしょう。
フィニッシュのドヤ顔・・・
歌舞伎役者の見栄とか報道されていましたが、私には夜叉か般若・もしくはいつもの阿修羅にしか見えませんでした。
ボーヤン君も昌磨クンもこれからどんどん伸びると思うけれど、やはり彼が一人別世界に行っていることは否めない。
プログラムの難度をあげた理由を「挑戦」と言っていたし、本当にその通りと思うけど、
ボーヤン君対策の意味もきっと、少しはあったはず。
今回のNHK杯では長野駅前が意外に盛り上がっていました。
昨年の全日本の時は、「そんな大会あるの?」みたいに無反応だったのに、駅や駅ビルにNHK杯関連のお写真が・・・
(自分に写真の才能が無いのが良くわかりましたが、記念に使わせて頂きますね)
(本当に昨年は一枚もこのような写真は駅に一切ありませんでした。)
(駅ビルにもプチ写真展が。丁度キスクラレプリカに並ぶ列ができていて、正面から撮ることが叶いませんでした(泣)
最後に私事になりますが、一部の方にご心配頂いている病気の件ですが、セカンドオピニオンで希望する治療法が適合するかどうかの返事待ちです。
多分、無理と言われそうな予感。
複数の病院で話を聞いているうちに手術したくない気持ちが強くなっています。
進行が遅いため、病院にもよく待たされますので今年中に治療に入れることはないかと思います。
9月に病気が見つかったのに、無事にファイナル・全日本までしっかり追えそうです。
さすがにワールドまでには治療に入りたいところですが、神のみぞ知ると言ったところでしょうか。
皆さま、何度もご覧になったと思いますが、念のため結弦クンのSPは下記からご覧になれます。
B.ESP. Yuzuru HANYU 羽生結弦 SP-2015 NHK Trophy
フリーもぶっちぎりなのは既出ですが、一応今日はSPのみということで。
最後までお付き合い頂いてありがとうございました。