最初のお写真は母国の国旗を身にまとうメダリストたちです。
本日のお写真は、Newscom・スポナビ・getty images・日刊・デジタル朝日さんからお借りしました。
それぞれの選手に多くのドラマがあった熱い戦いだったと思います。
いつも結弦クンに対して優しい気遣いをしてくれるハビエル。
今回は靴のアクシデントやかかと痛みなどで万全の状態ではなかったのに、神演技で文句なしの逆転優勝した彼を心から称えたいと思っています。
まずは、SP第1グループから最終グループに上がってきたミハイル・コリヤダ選手。
今回は4Tは1本でしたきっちりまとめて総合でも4位。
プルシェンコさんの平昌は難しそうだし、コフトゥン君もミスが多いので、これまで目立たなかった彼のような人がこれから上がってくるかも。
第2滑走の結弦クン。
結弦クンが「第2滑走」あまり記憶にないです。
あまりいい順じゃないかも~と、言う気がしました。
(実はこのお写真、かなり好きです。こういう眼差しにドキっとしてしまいます)
いっそ、6連の後リンクに残ってすぐ滑れる第一滑走の方が未だ良いのでは?
イヤ、結弦クンにはそんなこと関係ないかと前日は色々妄想していたのです。
FS当日、テレビ放送前に順位がわかってしまったので、ジャンプミスが出ていい演技できなかったんだろうなって思って、動画も探しませんでした。
冒頭4Sお手付き。
次の4Tもこらえた感じで、いつものGOE満点の出来ではなかった。
(前半から後半へ)
後半の4S転倒。
コンビネーションがつけられず単発4Sのリピートになって減点されてしまう。これもイタイ。
3A-3Tが綺麗に決まってホッとしたのも束の間、大事な得点源の3連続で3Aにターンが入ってしまうし2Sになってしまった。
鬼門の3Lzも着氷が怪しかった。
最後までジャンプが立て直せなかった結弦クンも珍しい。
治ったと言っていた足の甲がずっと痛かったというのも買い込んだスポーツ紙で読んでしまったし。
全ての状況をネットで知ってから試合を観るというのも、味気ない気もして今後は時差のある試合は情報シャットアウトしてテレビ放送見ることにしましょうか。
(ハイドロもどんどんヴァージョンアップしている感が。両手を離してのハイドロって難しいとか。手ついてても難しそうですが(汗))
それでも、他の部分は充分SEIMEIで結弦クンが表現したかった和の力強さ・繊細さを堪能した、というか「しようとした」と言った方が近かったかもしれない。
来季はきっといろいろ試す最後のチャンスだからプロの持越しはしない(と思う)。
何と言っても競技としては恐らく見納めの「SEIMEI」であると思っていたから。
大好きなプログラムです!!
フィニッシュ後、いつものドヤ顔は残念ながら見られず。
しばらく動けない彼。
それでも、観客に向かって「ありがとうございます!」って言ってくれた。
(フリーの得点184.51。結弦クンのレベルではこのスコアでは物足りなく思える。)
演技後の彼のコメント。
「ずっと緊張してました。」
「緊張の質に適応しきれなかった」
今回も、SPでハビに大差をつけての首位発進だったから、「勝って当然」と思われる緊張もあったでしょうか。
前回、「期待」というプレッシャーが続くと人は慣れるものなのか?
と疑問を呈したけれど、結弦クンの答えは「否」だった。
オリンピック・昨年のNHK杯のFS前。昨年のGPF。
それぞれ、金メダルや、世界最高得点への期待。
何度、期待に応えて成し遂げても更なる期待に対して緊張するんですね。
恐らく彼が引退するまで続くであろう。
次回に期待しよう。
彼だって、期待されなくなったら自分じゃないってことはわかっているはずだから。
第三滑走・ボーヤン君。
結弦クンの後の滑走という緊張感の中でも、(一応)ミスなく纏めるところが彼の凄さ。
ステップアウトしようが、着氷の際動き・流れが止まってしまおうが、詰まろうが、4回転全て降りてしまうところ、脅威ですね☆
派手に転んだのを見た記憶もない。
フィニッシュが音に遅れてたし、乱れ放題のランディングでガッツポーズですか?
振付はもうちょっと見直したほうがいいかも。衣装もそうだし、全体的にあか抜けない。
ジャンプの質が良くなって、演技構成点が伸びれば更なる嫌な存在になると思います。
彼の4Lzが皆の闘志に火をつけた存在であるのは確か。
今は若いから跳べてしまうのかもしれないけど、怪我せずに来季の成長を期待します。
そして、ハビ。
「ユヅルに勝つためには生涯で最高の演技をする必要があった」
靴が合わない、かかとに怪我。悪条件で生涯で最高の演技を滑り切ったハビ。凄いな・・・
その場で観ていた方たちは、きっと「ゾーンに入った」彼の演技を観られたのでしょう。
質の良いジャンプ・素晴らしい演技力とスケーティングスキルでノーミスされたら、勝てませんね☆。
以前SPの世界最高得点を結弦クンとパトリックがしのぎを削って更新しあったように今度はハビとの間で繰り広げられるのだろうか。
第5滑走・昌磨クン
ハビのスケートに興奮冷めやらぬ大変な空気の中で滑ったのでしょうか。
とても痛そうな転び方をしてしまって、とても心配になったけどその後、後半の3Aも決めてクリムキンイーグルも魅せてくれ最後まで滑り切った。
キスクラで、流れ落ちる涙を隠そうともしない姿に胸打たれてしまいました☆
7位に順位が落ちたのは残念だったけど、3枠確保してくれてありがとう!
最終滑走・パトリック。
(壁にぶつかりそうになりましたが、お怪我が無くて何よりです。)
4回転一種類で闘うのもありだと思いますが、今回のフリーのように他のジャンプをミスしたらかなり置いて行かれてしまうので、彼が今後どうするのか気になります。
現役を続けるのか、止めるのか。
私は続けてほしいのですが。
私が情報遅いので、もう発表になってたりして(笑)
男子順位表です。
見るのが個人的には好きなJudge Scoreです。(今回はつらいですが)
ハビ、世界選手権2連覇おめでとうございます。
結弦クン、銀メダルおめでとう☆
まさかの銀、等とは言いません。がんばったと思うから。
ボーヤン君も初出場で銅メダル、おめでとう。
(うつむいてVサインする姿が可愛い☆)
ゆづ・ハビとも平昌までブライアンのところで切磋琢磨してほしいと思っています。
(国旗をまとう結弦クン、綺麗ですね)
結弦クンは甲を痛めているのであれば、SOIにサプライズでINするとも思えず、カナダに戻るのか、日本に帰ってくるのでしょうか??
いずれにせよ、少しでも静かにシーズンの疲れを癒せると良いなと願っています。痛めた足も早く治りますように。
(来年は真ん中に立ってね。)
最後までお付き合い頂いてありがとうございました。